マッチ優勝最多5回を誇る橋本と初参加康寛の注目の準決勝。橋本が勝てば○券が流れるため、康寛の完全アウェイで試合は行われた。前半は二つのハンデホールを上手く使った康寛が3対2で1アップのリード。しかし後半に入ると康寛が暴れ出し、ウエスト１番からの3連続ダボで一気に橋本に逆転を許すと、4番ではティーショットを右にOBとし2ダウン。流れは完全に橋本へと思われた。ところが続く5番で2.4メートルのパーパットを沈めて息を吹き返すと、続く6番さらに7番と難しいホールでまさかの3連続パーを奪い一気に逆転。8番がアップドーミーとなった。

しかし百戦錬磨の橋本にとってはここまでは想定内。8番ショートは共にボギーで分けて迎えた最終ホール。ティーショットを大きく右に曲げた康寛だったが、なんとかロストを免れて3オン。一方の橋本も3オンだが、どちらも3パットのある距離。最初に打った橋本は2メール、康寛も1メートル共にショート。橋本が先に2メートルを沈めれば筋書き通りの逆転勝利もあったが、勝負のパットは思ったよりも曲がらずカップ左を通り抜けダボ。康寛も1メートルを外して共にダボフィニッシュとなり、結局1アップで康寛が橋本を振り切り、長谷川・古山・馬淵に次ぐ史上4人目のマッチ初参加での決勝進出を決めた。

中西といえば思い出されるのが上司の櫻井。2006年に中西より1歳若い28歳で九十九会に入会すると12月にハンデ42でデビュー。年が明けて4戦目で早くも優勝し、8戦目には2勝目。さらに2度目のマッチで優勝しその年の年間最小ネット(74.61)を受賞。3年目には九十九賞(97.83)とMIP(6.53)を獲得するなど活躍し、4年目には自己最小のINDEX 11.3（現在の野口と同じ）にまで急成長を遂げた。同じようなスタートの中西はどこまで櫻井の記録に近づけるのか、それとも追い越すことができるか注目しよう。  櫻井と中西

207年12月 サクラジェット櫻井旧会員

マッチ3位決定戦が2試合行われ、関根が長谷川を4&2で下し4大会ぶり3度目の3位に。新人の中西は橋本を6&4と圧倒し、初参加で見事3位となりました。   

2022年は2週連続を含む3回の雨天中止もありましたが、これまで49回の例会が無事行われました。前半は参加者が20名を超えたのは僅かに2回でしたが、後半は5人の新入会員も加わり、既に12回も20名を超える盛況となりました。来年も引き続き多くの新入会員を迎えてさらに楽しい会となることを期待しております。その前に、次週は今年最後の打ち納め。今年は7割の会員が平均グロスを落としています。最後に年間自己ベストを目指して参加しましょう。   

Dec. 31